小説『あの家に暮らす 四人の女』の人物紹介

三浦しおんの小説。

女性四人の、奇妙な同居生活を描く。

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◎登場人物

佐知 主人公。刺繍作家。37歳。独身。

   ぼんやりとした、お人よしな性格。

   刺繍に情熱を注いでいる。

   繊細。

   ときどき、ずれたことを考えている。

 

鶴代 佐知の母。

   元資産家の娘。

   土地を売ったお金で、

   生活をしている。

   働いたことはなし。

   日々、楽しそう。

   人の言うことをあまり聞いていない。

   伊勢丹に情熱を注いでいる。

   佐知よりも、さらにずれている。

 

雪乃 印象に残らない顔をしている。

   37歳。

   はっきりをした性格で、

   仕事では有能。

   ときどき毒のある言葉を吐く。

   実は、けっこうお人よし。

   人の面倒にかかわることを恐れない、

   現代人としては稀少なタイプの人間。

 

多恵美 若い。かわいい。

    雪乃の同僚。

    元彼からDV被害を受ける。

    元彼はその後、ストーカー化し、

    避けるため佐知たちを同居をする。

    しかし本人はあまり気にしておらず

    青春を謳歌している。

    考え方がずれている。

    能天気。

    ただ突然、暗い発言があったりして

    4人のなかでは、一番闇が深そう?

 

山田さん 屋敷の敷地内に建つ、

     離れに住んでいる老人。

     いまいち、なぞの存在。

     高倉健に憧れている。無口。

 

梶さん 屋敷の壁紙を修繕した内装業者。

    端正な顔立ち。

    刺繍に興味あり。

 

長くなったので、感想はまた今度!