英国ドラマ 刑事モース人物紹介 エンデバー・モース編

すっごく地味な英国ドラマ『刑事モース』の人物紹介をします!

 

エンデバー・モース

 

COLUMN

 

このドラマの主人公。20代後半から30代後半くらい。
ルックスは微妙。

写真だとイケメン風だが、実際はしわっぽい顔で、おじいさんに見えるときもあったり。しかも話しが進むにつれてどんどん老けてくる。もうそうなると、おじいさんにしか見えない。

私は、この顔で最初、挫折した。

しかし慣れてくると、老け顔も味があるような気がしてきたり。

顔は老けているのに、目は澄んでいて、若いのか年なのか、なんとも不思議な印象の顔。

 

モースのキャラクター造影はさらに不思議だ。

刑事だけど、刑事らしくない。

まず一話目の一番最初のシーンで警察への辞表を書いている。

めっちゃ後ろ向きだ!

オックスフォード大学を中退し、英国陸軍を辞めて、なぜか警察に入り、その警察も辞めようという。

なぜ辞めようとしていたのかは、はっきりとは描かれてはいないが、だいたい分かるようになっている。

体質的に合わなかったのだろう。

まず死体を直視できないし、司法解剖のシーンでは、ヒロインのように気を失う。

軍隊にいたのに。

組織の中で、うまくやっていけるようなタイプでもない。

性格はというと、地味でまじめで、いい人だ。

そして間違ったことが嫌い。

上司にでもはっきりと意見する。

そういうと、熱血タイプの警官かと思うが、ぜんぜん熱血ではない。

なぜかといえば、ぼんやりとしているから。

あまり人の話しを聞いていない。

なんだか夢見がちな感じで、地に足がついていない。

不幸な人には感情移入して、推理が曇る。それが美女だとなおさらだ。

女性に弱い。

まあ優しいと言っていいだろう。

それなら繊細な人なのかなと思うかもしれない。

でも彼はKYなのだ。

上司に叱責されて、さぞショックだろうと思いきや、あまり気にしていない。

あまり上司の話しを聞いていないのだ。

どういう性格だ。

 

長くなったので、続きは次回で!!