『グレイテスト・ショーマン』感想 ネタバレあり
映画『グレイテスト・ショーマン』を鑑賞しました!
民放のカラオケ番組でこの映画の主題歌を歌っていたのが気になって、レンタルして観ました~
最近は海外ドラマ鑑賞に時間をとられてしまい、映画を見るのはひさしぶりです。
まず主人公について。
いや~ヒュー・ジャックマンすごいですね。
この映画は彼の独壇場です。
俳優なのに歌声にめちゃくちゃ余裕がある。
この主人公は、野心家で自信家で、エネルギーに溢れ、タフ。
背も高くダンスもできる。しかも家族思いという。
まさにアメリカ人の理想の男性像。
それをヒューは無理なく体現している。
オーストラリア人だけど。
アメリカ人じゃなくても、女性は自信のある男性が好きな人は多い。
私は違うから、自信家の良さがいまいちわからなかったのだけれど、この映画を観てわかった。
自信がある人って、余裕があるんですよね。
余裕があるから、人に非難されても、それほどこたえない。
否定されてもむきになったり、激怒したりしない。
失敗を恐れないから、新しいことにも挑戦できる。
それって、やっぱり魅力的なことだ。
本人も幸せだし。
この映画の主人公ってけっこうひどいこともしてはいる。
マイノリティの人たちを、パーティー会場から締め出したり。
それが、あの感動的な歌につながるのだけれど。
そもそも、彼は別にマイノリティの人々を救いたいとは、考えていなかったと思う。
ただ、自分が成功したかっただけ。
お金持ちになって、家族を幸せにし、馬鹿にした上流階級のやつらを見返してやりたかっただけ。
彼はあまり深く考えてない。
だから悪意なく、あんな無神経なことができる。
主人公のバーナムは実在の人物だ。
映画の批評では、主人公を美化しすぎているというものがあったけど、まあ、性格はけっこうバレてると思う。
そりゃあ、そのまま映画にはできないでしょう。
エンターテイメントなんだし。
バーナムは深く考えない。
だけどおかげで、マイノリティの人々は収入を得ることができた。
「笑われるだけだ」といった小人症の人に、バーナムは言った。
「金にはなる」
バーナムの意図とは関係なく、彼らは収入を得て、自分の居場所を見つけ、自立し、自信を持つようになる。
そして彼らは自らのために戦えるようになったのだ。
一応、マイノリティの人々に、よそ見していてごめんねってなるのだけれど、まあそれほど深く反省しているようには見えない。
この微妙な、バーナムという人物を、ヒューはひたすら明るく、魅力的に演じた。
笑顔がさわやかすぎるし、真っ直ぐすぎるし、朗らかな歌声すぎる。
あ~やっぱり美化しすぎかも( ^ω^)・・・
ちょっと長くなったので、続きはまた後日!
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